9月20日(水)、知的部門中学部3年生は将来の自立に向けての学習で、事業所見学に出かけました。井原鉄道を利用して総社駅まで行き、更に歩いて30分。到着したのは、多機能型事業所「わくわくハンドベル」さんです。
「ハンドベル」さんでは様々な作業に取り組まれていますが、はじめに豆腐作り、おからのお菓子作りを見学しました。その後、お茶とおからクッキーをいただいてからお話を伺いました。他にも農作業や総社市からの委託作業で公園の清掃などもされているとのことでした。またお話の後は、グループに分かれてきなこ作りと農作業の体験をさせていただきました。

きなこ作りでは、「ハンドベル」さんで栽培した大豆を石臼で碾(ひ)いてきなこを作りました。良い大豆と悪い大豆を色で見分けるのは少し難しそうでしたが、生徒たちは指示された回数慎重にハンドルを持って回すことができました。とても香ばしい良い香りがしました。

農作業では空豆の種まきをさせていただきました。生徒たちは少し緊張した様子でしたが、指導員の方の説明をよく聞いて、空豆の向きに気をつけて(黒い方が下)植えることができました。指示をよく聞いていたこと、手早くできたこと、作業が終わった時に報告ができたことなどをほめていただきました。とても貴重な体験になりました。

「ハンドベル」さん、ありがとうございました。大変お世話になりました。