本校の応援団である「まきび学校支援地域本部(福祉班)」の活動の一環として、本校小学部・中学部・高等部の保護者を対象に開催しました。この講座は年間で3回通して行うもので、保護者の皆さんに学びの機会をもってもらうという意図で昨年度よりスタートしました。

本日は10名の方がご参加くださいました。アイスブレイクでは、占い師に扮したNPO法人ペアレント・サポートすてっぷの石川圭子さんによる楽しい占いから始まり、皆さんが和んだところから会がスタートしました。    

 

 

 

 

 

第1回は『先輩ママさんの話を聞いてみよう』ということで、倉敷市で子育てハンドブック“ひとりじゃないよ”を発行や障がい児の保護者の居場所“うさぎカフェ”の運営をされている、同法人理事長安藤希代子さんが進行してくださいました。先輩ママさんの話はすてっぷの理事加藤和子さんが子育てについて自身の経験談を含めて話してくださいました。安藤さんの質問に答える形で多くの困難があったときにどのように過ごしていたか、どのように困難を乗り越えていったのかなど実例を挙げながらわかりやすくお話しくださいました。お話しの中では『子どもに自己選択させ、それができるための準備は丁寧に行った』や『仲間がいたから良かった』『仲間は財産になった』と人とつながりを持ち、子育てについても多くの人に関わってもらったことが子どもさんにとっても良い方向に繋がっていったことをお話しされ、参加された保護者の皆さんもとて共感しておられました。

  

 

 

 

 

 

グループに分かれての話し合いでは、すてっぷさんが用意してくださったおいしい手作りお菓子をいただきながら、『どのようにして繋がりをもっていったのか』という質問が多く寄せられ、保護者の皆さんの思いを知ることができる貴重な機会となりました。

第2回は倉敷地域基幹相談支援センター所長であり、福祉班の班長でもある永田 拓さんより『福祉サービス~今利用している人、していない人』、第3回はくらしき作陽大学の橋本 正巳教授より『お子さんの特性理解と関わり方』についてお話しいただき、グループワークを行う予定です。

次回も保護者の皆さんにとってさまざまな面で学び多い機会となればと思っております。

お忙しい中ご参加くださった皆様、ありがとうございました。